
Wall Street nearly empty in front of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Monday, Jan. 4, 2021. In a historic year that marked a rapid plunge into bear market territory and a swift recovery into the bull zone, high-flying technology stocks and electric-vehicle pioneer Tesla Inc. were standout trades.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
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7日の米株式相場は上昇。前日には連邦議会議事堂を暴徒化したデモ隊が襲う事件があったが、市場では財政支出の拡大観測が揺るがなかった。バイデン次期政権への移行に伴い、平静が広がる可能性も意識された。
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主要株価指標はそろって最高値を更新。S&P500種株価指数構成銘柄の約70%が上昇し、ナスダック100指数は2.5%値上がり。景気動向の先行指標とされるダウ・ジョーンズ輸送株平均も最高値を付けたほか、小型株で構成するラッセル2000指数はここ3営業日で8%近く上げた。
個別銘柄では、テスラが急伸。RBCキャピタル・マーケッツは従来の弱気な見方は「完全に間違っていた」とし、テスラの投資判断を引き上げた。ゴールドマン・サックス・グループは財政支援や金利上昇に関する楽観を理由に、銀行株が再び台頭し始めたと指摘した。
S&P500種は前日比1.5%高の3803.79。ダウ工業株30種平均は211.73ドル(0.7%)高の31041.13ドル。ナスダック総合指数は2.6%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.1%。
データトレック・リサーチの共同創業者、ニコラス・コーラス氏は「市場は米政府について、状況がうまくいかないことはあっても、結局のところは十分安定した機関であるとみている」とリポートで指摘。「資産価格の設定ということで言えば、政治は景気や企業のファンダメンタルズに次ぐ脇役だ。パンデミックを切り抜けた後の米経済見通しは引き続き明るい」と記した。

外国為替市場ではドルが上昇。新興国通貨の広範な弱さが他の主要通貨にも波及したほか、ドルショートの巻き戻しが進んだ。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.6%高。ユーロは対ドルで0.5%安の1ユーロ=1.2272ドル。ドルは対円で0.8%高の1ドル=103円81銭。
ニューヨーク原油先物相場は3日続伸。米民主党が上院でも主導権を握る状況となり、バイデン次期政権下で追加の財政刺激策が打ち出されるとの楽観が強まった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は20セント(0.4%)高の1バレル=50.83ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は8セント高の54.38ドル。
ニューヨーク金先物相場は反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.3%高の1オンス=1913.60ドルで終了した。金スポット相場はニューヨーク時間午後3時3分現在、0.5%高の1918.20ドル。
原題: Stocks Roar on Stimulus Bets as Nasdaq Jumps 2.5%: Markets Wrap(抜粋)
Dollar Shorts Unwound Versus Major, Emerging Peers: Inside G-10(抜粋)
Oil Edges Higher Alongside Equities With Stimulus Hopes Growing(抜粋)
Gold ETFs Gain in Bullish Sign for Metal After Late 2020 Fizzle(抜粋)
(相場を更新し、コメントを追加します)
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