江口のりこ演じる女性社長の波瀾(はらん)万丈な半生を描く、完全オリジナルドラマ「SUPER RICH」(フジテレビ系)。江口が演じるのは利益優先でせわしなく働く愛に飢えた氷河衛。そして、赤楚衛二はお金のない貧乏学生の子犬系男子・春野優を演じている。今回はそんな二人に、作品への思いや撮影現場の雰囲気などについて話を聞いた。
江口「赤楚くんは優としてちゃんと心でセリフを言ってくれる」
赤楚:江口さんには僕のボケを即座に拾っていただいて。ありがとうございます。ボケてないときもあるんですけど、うれしいです。
江口:(笑)。 それは何か質問すると変なことを言うから。昨日は何時に寝たの?と聞いたら、12時にユカに就きましたとか。トコって言いたかったんだと思うけど(笑)。
赤楚:あ…。料理をして食後の洗い物が好きじゃないと言ったときも、料理した後にすぐ洗えばええやんと正論でツッコまれました(笑)。
初共演だが、既にボケとツッコミの関係性を築いている二人。しかし、演技面では、互いに信頼できるパートナーだと語っている。
江口:赤楚くんは、優としてちゃんと心でセリフを言ってくれるので、私は素直に聞いているだけでいいんです。とてもお芝居がしやすいですし、一緒にやっていて楽しい。大事なシーンでも彼が発しているセリフを聞いているだけで、そういう気持ちになれるので、赤楚くんが優役で本当に良かったなと思います。
赤楚:江口さんはお芝居のリズムやテンポが面白いです。それからセリフが関西弁なんですけど、江口さんは本物の関西人なのでご自分のフィルターを通して、台本以上に面白くしていらっしゃるように感じます。
江口:一口に関西弁といっても、地域によってちょっと違うので、自分が使わない言葉もあるんですけど、全部自分の地域の言葉に直すとラクをしてしまう気がするので、どこか居心地の悪さを残すようにしています。ラクをするとお芝居をしていて面白くない気がするので。
赤楚:そうだったんですね。江口さんとのお芝居はこうくるんだ!ということが多くて、それがめちゃくちゃ楽しくて。すごくすてきな日々を送らせていただいてます。
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