
ソフトバンクグループ(SBG)の業績が拡大している。8日発表した2020年4~12月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比6.4倍の3兆551億円と、同期間として過去最高になった。世界的な株高を追い風に投資ファンド「ビジョン・ファンド」の運用成績が改善した。通信子会社ソフトバンクも堅調だった。
投資先の企業価値が改善し、ファンド事業の投資利益は3兆7994億円(前年同期は1317億円)となった。業種別では物流や消費者向けサービス分野の投資先の価値上昇が目立った。昨年12月には投資先の米料理宅配大手ドアダッシュが上場。米ウーバーテクノロジーズなど他の大型投資先も堅調に推移した。
1号ファンドの設立以来の累計投資利益は昨年12月末時点で204億ドル(約2.1兆円)と、同9月末の74億ドルから上積みした。自己資金で投資している2号ファンドについても、投資先の上場などに伴って投資利益を計上した。
20年10~12月期の純利益は1兆1719億円と前年同期に比べて21倍となった。
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