お酒を飲みながらつまむのにも、ご飯のおかずとしてつつくのにもうれしい熱々の鍋もの。野菜たっぷり、たんぱく源の肉や魚も食べられて、言うことなしの冬メシですね。
『メシ通』でも1人分だけサクッと作って食べられる「1人鍋」のレシピをあれこれご紹介してきました。
今回は、その中からできるだけ簡単に美味しくできる1人鍋レシピを厳選してご紹介します。
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01:脂のり抜群のブリ刺身で火の通りを気にせず「1人ごまキムチ鍋」調味料はオール1でOK
老舗魚屋の三代目、魚屋三代目さんに教えていただいたのは、脂のり抜群のブリの刺身にキムチ、長ねぎ、豆腐を合わせた「ごまキムチ鍋」です。刺身を使えば、海鮮鍋も火の通りを気にせずに気軽に作れちゃいます。
ピリ辛なキムチと香り豊かなすりごまの風味、ブリの脂のうま味が溶けたスープは最高! そのスープの中で、ブリの身はほどよく熱が入りしっとり。長ねぎは甘みが出て、豆腐も熱々です。キムチの辛みもあって、食べれば体がポカポカと温まりますよ。
02:老舗魚屋主人の黒くてウマい簡単1人鍋「海苔鍋」の作り方。海苔の風味とうま味が抜群です
こちらの鍋の主役は海苔。白だしとちぎった海苔で作る、黒くて美味しい「海苔鍋」です。
真っ黒な見た目のインパクトだけでなく、海苔鍋はうま味もばっちり! それもそのはず、海苔はグルタミン酸をはじめイノシン酸、グアニル酸などのうま味を含んでいるんです。
お楽しみの鍋のシメには、海苔の香り満点の「海苔うどん」が待っていますよ。ちょっと湿気てしまった海苔の消費にもぜひお試しください。
03:辛くて熱くてウマい鶏むね肉レシピ「即席ラー油でよだれ鶏風鍋」
思い出すとよだれが出るほど美味しいといわれる、四川料理の定番「よだれ鶏」。そのよだれ鶏を、ベトナムとアジア料理研究家のKi Yamamotoさんが1人鍋にアレンジ! 即席のラー油を作り、鶏むね肉、白菜、春菊の鍋にかけてピリ辛で熱々の鍋に仕上げます。
ラー油は、七味唐辛子と水を混ぜたものに、熱した油をジュワっとかけて香り豊かに作ります。見た目よりも辛さは控えめなので、お好みで多めに作って食べながら追いがけしたり、一味唐辛子を使ってさらに辛く作ったりするのもいいですね。
04:袋麺のスープで野菜山盛り「みそ豚鍋」をしてラーメンでシメると幸せになれる
市販のインスタントラーメンが家にあったら試していただきたいのが、筋肉料理人さんの激ウマ1人鍋レシピ。
豚バラ肉、白菜、ニラ、豆腐をインスタントみそラーメンのスープとコチュジャン(みそでもOK)、タカノツメで煮て「みそ豚鍋」をいただいたら、シメにはラーメンの残った麺を投入! ラーメン1袋で二度楽しめます。
みそラーメンのスープに甘辛いコチュジャンを入れ、さらにタカノツメのピリ辛で、仕上がりはちょっとチゲっぽい味。これはお酒がすすみます。
05:サバ缶1人鍋のバリエ増強に使える「サバみそ煮缶のごまミルク鍋」はタンパク質も野菜も摂れるやつ
『メシ通』でもよく登場する便利食材のサバ缶。こちらは、管理栄養士の北嶋佳奈さんのおすすめ、こってり味のサバみそ煮缶を煮汁ごと1缶丸々入れた味付けいらずのサバ缶1人鍋です。青ねぎと白すりごまをたっぷりかけて、風味豊かに召し上がれ。
スープはだし汁(和風の顆粒だしを水で溶いたものでOK)とサバ缶の煮汁に、牛乳を合わせるのがポイント。牛乳のクリーミーさとみそのコクが相性抜群、サバの独特の臭いも和らぎますよ。
06:バターと黒こしょうで一気にコク旨化「サバ缶で石狩鍋風1人鍋」のレシピ
北海道出身のヤスナリオさんは、郷土の味「石狩鍋」を常備しているサバ水煮缶でお手軽アレンジ。しめじやえのき茸、余り野菜、豆腐などお好みの具材で作れますよ。
水とみそ、サバ缶の煮汁で、出汁の効いたあら汁のような絶品スープのできあがり。そこにバターと粗びき黒こしょうを加えて、ちょい洋風のコクうま鍋に仕上げます。
そして、シメはご飯とピザ用チーズを加えて「みそチーズおじや」にするのがヤスナリオさん流。サバと野菜のうま味たっぷりのスープで作るおじやは、間違いない美味しさです!
07:ケチャップ割り下がうま味強い「豚バラのピリ辛トマトすき焼き風」
名前のとおりのトマト好き、料理ブロガーの山本リコピンさんおすすめ1人鍋は、トマトケチャップとミニトマト入り、そのうえピリッと辛いトマト風味のすき焼き風1人豚バラ鍋。小鍋や小さめのフライパンで作って、そのままテーブルへ運んじゃいましょう。
甘じょっぱい割り下にうま味凝縮のトマトケチャップをプラス、にんにくと唐辛子もばっちり効かせた、和風なような洋風なような深みのある美味しさ。パンチの効いた味でお酒もすすみます。
具を食べ終えたら、迷わずご飯とチーズを投入! 豚バラのうま味もたっぷり入った割り下をご飯がよく吸って、とろ~りチーズも絡んだ絶品トマトリゾット風でシメられますよ。
08:タンパク質も野菜もたっぷり、筋トレにハマった管理栄養士が推す1人鍋レシピ
筋トレにハマったという管理栄養士の北嶋佳奈さんに教えていただいた、野菜たっぷり、たんぱく質も摂れる1人鍋レシピ。キャベツとにんにく、鶏もも肉を切ったら、鍋に入れて10分ほどグツグツ。仕上げにシャキシャキの豆苗をのせれば、にんにく風味の鶏鍋が食べられます。
スープの味付けに使うのは、コクとうま味のある塩麹。キャベツの甘みが引き立ち、鶏もも肉のうま味もしっかり引き出してくれます。
塩麹は使いやすい小さめのパックのものもあるので、スーパーなどで探してみてください。鍋以外にも、魚や肉を塩麹に漬けて焼くだけでやわらかくジューシーになって美味しいですよ。
サバ缶、鶏むね肉、インスタントラーメンに焼き海苔など、身近な材料で料理家さんたちが楽しんでいる1人鍋。具材のアレンジが効きまくるレシピが多いので、家にあるもので試してみてくださいね!
企画協力:レシピブログ
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