コロナ禍の帰省ラッシュ本格化 オミクロン“拡大”に懸念も
28日朝、東京駅では、“久しぶりの帰省”という人が目立ちました。
岐阜に帰省
「おばあちゃん家に帰ります。(帰省は)2年ぶりです」
愛知に帰省
「コロナもあったので(去年は)行くのをやめて、今回はちょっとさすがに(子どもを)連れていこうかなと思って初めて行きます」
大阪に帰省
「(コロナの感染者が)2000人とか増えたらどうしようかなと思いましたけど、今回はまだちょっとずつしか増えていないので」
JR各社によりますと、この年末年始の各新幹線の指定席の予約状況は、東海道新幹線で1年前のおよそ3倍、東北、北陸などJR東日本の新幹線はおよそ1.8倍となっています。いずれも新型コロナが流行する前と比べると、7割程度にまで回復しているといいます。
こちらは28日朝の羽田空港。1年前と比べると、28日は多くの帰省客が出発ロビーを埋めています。全日空、日本航空ともに国内線の予約数は1年前の1.5倍以上だということです。
記者
「東京・新宿区にあるPCR検査センターでは、検査を受けようと次々と人が中に入っていきます」
都内のPCR検査場では、帰省を前に多くの人が検査を受けていました。
愛知に帰省予定(20代学生)
「東京にいる分、新型の株がはやっているので、受けなきゃなと思って受けました」
福島に帰省予定(20代会社員)
「一応、公共交通機関を使わずに帰省する予定なんですけども、高齢の祖母がいるので、念のために受けに来ました」
仕事納めにあたって都庁職員に訓示した小池都知事は・・・
小池百合子都知事
「時として連休が契機となって感染が拡大することも経験してきました。オミクロン株による市中感染が年末年始の人の動きを介して、面的かつ加速度的に感染爆発につながることを懸念しなければならない」
東京都では28日、新たに46人の感染が発表されました。また、都内のオミクロン株濃厚接触者は、26日時点で3000人を超えています。
墨田区の保健所では、オミクロン株の濃厚接触者に対して待機施設に入ってもらうための対応に追われているといいます。
墨田区 西塚至保健所長
「だいたい多くの方が突然の電話で驚かれて、ペットのことだとか、日本に帰ってきて受け入れ側の日本のご家族の説得も含めて、1時間、2時間、数時間、説得に時間かかることもある」
28日に開かれた厚労省の専門家会合で後藤厚労大臣は、「年末年始は普段会わない人との接触機会が増えるので感染防止策を徹底してほしい。帰省や旅行については慎重に対応してほしい」と呼びかけています。
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