Thursday, June 2, 2022

FOMC、9月以降の利上げペースはインフレ統計次第-メスター総裁 - ブルームバーグ

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米クリーブランド連銀のメスター総裁は、6月と7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)ずつ引き上げるのが好ましいと述べつつも、9月以降はインフレ動向次第でペースの加速も減速もあり得ると注意を促した。

  「9月のFOMC会合までに、月間の物価統計がインフレの低下を示す説得力のある証拠を与える場合、利上げのペースを落とすことはあり得る」とメスター総裁は発言。「しかしインフレが落ち着かない場合は、利上げのペースを上げることが必要になるかもしれない」と述べた。メスター総裁は2日、フィラデルフィア・カウンシル・フォー・ビジネス・エコノミクスが主催したバーチャルイベントに登壇。発言内容は事前テキストによる。

  メスター総裁は今年のFOMCで議決権を有する。同総裁はインフレ率がピークに達したと結論付ける前に、インフレの後退を示す数カ月にわたる数値の低下など「説得力ある証拠」を見る必要があると指摘し、そうした状況をまだ目にしていないと付け加えた。

  

Federal Reserve Bank of Cleveland President Loretta Mester Interview

クリーブランド連銀のメスター総裁

Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

原題: Mester Says Fed Hiking Pace From September Hinges on Inflation(抜粋)

(総裁発言を追加して更新します)

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