米カンザスシティー連銀のジョージ総裁は、先の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で主要政策金利を75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き上げる 決定に反対したのは、当局のバランスシート縮小と組み合わされば、見通しに不確実性を生むと考えたためだと説明した。
同連銀は17日、1994年以来の大幅利上げを実施する決定に唯一反対票を投じたジョージ総裁の声明を発表。総裁は「政策金利調整ではその速度が重要だ」とし、「政策変更は時間差を伴って経済に作用する。大幅で急な変更は、必要な調整を迫られる家計や小規模企業に動揺を与えかねない」と論じた。
同総裁はまた、政策は「イールドカーブや、地方銀行で普及しているような従来型の銀行融資モデルにも影響を及ぼす」と説明した。
ジョージ総裁が過去にFOMCの決定に反対したのは、インフレに関しタカ派的な当局者としてのみだった。だが最近の講演やインタビューでは、政策引き締め課程における「 慎重かつ意図を持った」アプローチの必要性を訴えていた。
原題:
Fed’s George Says 75 Basis-Point Hike Adds to Policy Uncertainty(抜粋)
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