大規模な半導体工場をつくる動きが広がっている。スマートフォンや家電、自動車などあらゆる製品に使われる半導体は世界的に不足しており、争奪戦が激しい。企業は巨額の投資をし、政府は経済安全保障の観点からも補助金を出して、生産力を高めようとしている。
東芝が約4割の株式を持つ半導体大手のキオクシアホールディングスは、北上工場(岩手県北上市)に新たな製造棟を建てる。建屋面積は約3万1千平方メートル。総事業費は1兆円規模とされ来春にも完成する。生産するのはスマホなどに使う記憶用半導体「NAND(ナンド)型フラッシュメモリー」だ。
キオクシアは世界最大級のメモリー工場である四日市工場(三重県四日市市)で新たな製造棟を4月に完成させた。秋にも稼働する。こちらも総事業費は1兆円規模。北上工場の分を合わせ、米半導体大手のウエスタンデジタル(WD)と共同で負担する見通しだ。
政府は半導体産業を支援する…
からの記事と詳細 ( 半導体工場、国内で巨額投資続々 政府は経済安保観点からも支援 - 朝日新聞デジタル )
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