米国の企業活動は1月初旬に失速状態に近づいた。長引く生産能力の抑制や新型コロナウイルス感染拡大による需要減少が響いた。
IHSマークイットが24日発表した1月の総合購買担当者指数(PMI)速報値は50.8と、前月から6.2ポイント低下し、18カ月ぶり低水準となった。同指数は50を上回ると活動拡大を示す。サービス業の活動指数も低下し、2020年7月以来の水準に落ち込んだ。労働力不足や従業員の欠勤などで活動が抑制された。
製造業の指数は比較的小幅な下げにとどまったが、なお20年10月以来の低水準。サプライチェーンの混乱継続で生産が妨げられた。
サプライチェーンの問題は長引いているが、徐々に和らぎ始めていることが今回の統計では示された。先行きの生産を示す指数は約1年ぶりの高水準となった。
資材価格の総合指数も大幅に低下し、コスト上昇がそれほど大きくなかったことを示唆した。ただし、2021年より前の水準をなお大きく上回っている。
原題:
Business Activity in U.S. Nearly Stalls on Omicron Infections(抜粋)
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