ニューヨーク=真海喬生
24日の米ニューヨーク株式市場は、主要企業で構成するダウ工業株平均が1200ドル超幅で乱高下する不安定な値動きとなった。ダウは一時、前週末より1100ドル超安と大幅に値下がりしたが、その後は下落した株価を割安とみた投資家の買い注文が入り、7営業日ぶりに値上がりして取引を終えた。
終値は、前週末より99・13ドル(0・29%)高い3万4364・50ドルだった。米国の中央銀行にあたる米連邦準備制度理事会(FRB)が早めに金融引き締めを実施するとの見方が強まっていることやウクライナ情勢の緊迫から、ダウは値下がりして取引が始まり、下落幅が拡大。しかし、取引終了にかけて投資家が買い戻して急速に下げ幅を縮め、値上がりに転じた。
米金融情報サイト、バンクレートのグレッグ・マクブライド氏は「インフレの行方やFRBの政策、ウクライナ情勢など地政学的な懸念、オミクロン株の経済への影響など不確実な要素が多く、値動きが激しくなっている」と指摘した。(ニューヨーク=真海喬生)
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