【ニューヨーク=小林泰明】米高速道路交通安全局(NHTSA)は1日までに、米電気自動車(EV)大手テスラが約5万4000台の車をリコール(回収・無償修理)すると発表した。運転支援システムで提供する機能に安全上の問題があり、一時停止の標識のある交差点で車が完全に停止しないまま通過する恐れがあるという。NHTSAは「衝突の危険性が高まる」と指摘している。
NHTSAによると、問題になったのは「ローリングストップ」と呼ばれる機能。交差点に低速で近づき、周辺に車や歩行者が検出されない場合などに、止まることなく通過できるという。テスラはこの機能を無効にするソフトウェアを無料で更新する。
NHTSAの広報担当者は、今回のリコールを「テスラとの協議の結果」とし、「安全上のリスクを示す情報があれば、ただちに対応する」としている。
テスラ車を巡っては、NHTSAが昨年12月にも、後方を映すカメラやトランクに不具合があるとして計47万台超のリコールを発表していた。
からの記事と詳細 ( テスラ5万台超リコール、運転支援機能で完全停止せず - 読売新聞オンライン )
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