Monday, February 21, 2022

日経平均、ウクライナ情勢が重荷に(先読み株式相場) - 日本経済新聞

cabeterongs.blogspot.com

22日の東京株式市場で日経平均株価は続落か。ウクライナ情勢への警戒から、地政学リスクが引き続き相場の重荷となるだろう。21日は主要な欧州の株価指数が軒並み下落。投資家のリスク回避姿勢は強く、東京市場でも売りが続くとみられる。夜間取引で日経平均先物が下げた2万6500円前後が指数の下値メドになりそうだ。

緊迫化するウクライナ情勢への懸念から、21日の欧州株式市場ではドイツの主要株価指数DAXが2%下落し、11カ月ぶりの安値を付けた。フランスのCAC40やイタリアのFTSE・MIBも2%下げた。ロシアの株価指数RTSは13%安と、急落した。

ロシアのプーチン大統領はウクライナ東部の親ロシア派地域の独立承認を決めた。欧州連合(EU)とバイデン米政権はそれぞれ制裁措置をとると発表。東京市場は情勢混迷を嫌気した売りが優勢となりそうだ。

米市場は21日、プレジデントデーの祝日で休場だった。22日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は下落した。3月物は前日の清算値と比べ420円安い2万6520円で終えた。

前日は米ロ首脳会談開催の原則合意が伝わり、日経平均は急速に下げ幅を縮める場面があった。22日は寄り付き直後の売買一巡後、ウクライナ情勢に関するニュースに神経質な展開が続くだろう。

個別では、第一三共に注目が集まりそうだ。英製薬大手アストラゼネカとの乳がん患者を対象とした抗体薬物複合体エンハーツの第3相臨床試験で、主要評価項目を達成したと21日に発表。発表を受け、英市場でアストラゼネカ株は4%高となった。

東証マザーズに、家事代行のマッチングサービスCaSyが上場する。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 日経平均、ウクライナ情勢が重荷に(先読み株式相場) - 日本経済新聞 )
https://ift.tt/QuK4Nkv
ビジネス
Share:

0 Comments:

Post a Comment