日産が、商用車「キャラバン」をベースにした「キャラバン マイルームコンセプト」と「キャラバン マルチベッド」を「ジャパンキャンピングカーショー2022」に出展します。車中泊向けのモデルですが、どのような特徴があるのでしょうか。
車内はまるで自分の部屋!?
日産は2022年2月3日、商用車の新型「キャラバン」をベースにした「キャラバン マイルームコンセプト」と「キャラバン マルチベッド」を「ジャパンキャンピングカーショー2022」に出展すると発表しました。
ジャパンキャンピングカーショーは、最新・人気モデルが一堂に会する国内最大級のキャンピングカーイベントです。車両展示をはじめキャンピングカー用品やアウトドア用品などの展示販売も予定されています。今年は2月10日から13日まで、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される予定です。
キャラバンは、2021年10月のビッグマイナーチェンジにより、デザインはダイナミックで力強い外観と、黒を基調としたシックな内装に一新されました。
また、各種の先進安全機能を装備するとともに、理想的な姿勢を維持し長時間運転の疲労を軽減する「スパイナルサポート機能付きシート」も全車標準装備としています。
車名もそれまで「NV350キャラバン」でしたが、バンのディーゼル車以外はおよそ9年ぶりに名前がキャラバンに戻されています。
今回、参考出品となるキャラバン マイルームコンセプトは「キャラバンに、素敵な部屋を載せた『どこでもMY ROOM』のデザインコンセプトモデル」(日産)とのこと。
車内は、ソファ(専用シート)やマットレスは同系色の素材で作られ、部屋全体がトータルコーディネートされています。
壁・床・天井に木目調トリムが採用されたほか、回転式テーブルや跳ね上げ式ベッド、間接照明、マガジンラックも設置され、まるで自分の部屋のようなくつろげる雰囲気に仕上げられました。
このキャラバン マイルームコンセプトは、1月に幕張メッセで開催された「東京オートサロン2022」にも出展されています。
出展されるもう1台のキャラバン マルチベッドは、荷室に左右跳ね上げ式のベッドシステムと、防水性も兼ね備えた硬質素材のフロアパネルを装備したことで、休憩・宿泊時の快適性と、積載性を兼ね備えた車中泊仕様車です。
ベッドは荷室全面にわたって展開できるほか、左右に独立させた状態でも使えます。また、ベッドをベンチにして、オプションの着脱式テーブルと組み合わせると、リビングのような空間に変身。アウトドアスポーツなどの趣味からテレワークの仕事部屋まで、さまざまなアレンジができるといいます。
キャラバン マルチベッドは、日産の関連会社であるオーテックジャパンから発売されています。価格(消費税込)は349万8000円から369万3800円です。
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