Tuesday, March 1, 2022

原油先物が急伸、ブレント107ドル台 7年8カ月ぶり高値(写真=ロイター) - 日本経済新聞

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ロシアの油田施設=ロイター

【ロンドン=篠崎健太】1日のロンドン市場で原油先物相場が急伸した。国際指標の北海ブレント原油先物の5月物は一時1バレル107ドル台後半まで上昇し、期近物としては2014年7月以来約7年8カ月ぶりの高値水準をつけた。産油国ロシアのウクライナ侵攻で供給が滞る懸念が根強く、激しい戦闘の継続も伝わるなか買いが勢いづいた。

値上がりはロンドン時間午後(日本時間2日未明)に加速し、前日の清算値からの上げ幅は9.6ドルまで広がった。ニューヨーク市場ではWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近4月物が一時11ドル強上げ、1バレル106ドル台に乗せて14年6月以来の高値水準をつけた。

日本や米国など国際エネルギー機関(IEA)加盟国は1日、石油備蓄計6000万バレルを協調放出すると発表したが、需給緩和の材料とみる反応は鈍かった。原油相場は決定が伝わった直後こそ伸び悩んだがすぐに買いが巻き返し、北海ブレントとWTIともに上げ幅を4ドル以上広げる展開になった。

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